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ぎっくり腰の症状を詳しく知ろう!!
ぎっくり腰の症状とは?早めの対処がカギ!
ぎっくり腰とは?症状の特徴をチェック
ぎっくり腰は、正式には急性腰痛症と呼ばれ、突然強い腰の痛みが発生する症状です。
日常のちょっとした動作が引き金になることも多く、場合によっては立つことや歩くことが困難になることもあります。
★ ぎっくり腰の主な症状
- 突然の強い腰の痛み: 動けなくなるほどの鋭い痛みを感じることがある
- 前かがみや後ろに反る動作が困難: 腰を動かすと痛みが増す
- 腰の筋肉が硬直し、動くのが難しくなる: 筋肉が過度に緊張してしまう
- 痛みが強い場合、立つことや歩くことが困難: 軽い動作でも強い痛みを感じる
- 咳やくしゃみで痛みが悪化する: お腹に力を入れると痛みが響く
ぎっくり腰は、適切な処置をすれば1〜3週間で回復することが多いですが、間違ったケアをすると長引いたり、再発のリスクが高まるため注意が必要です。
ぎっくり腰の原因とメカニズムを解説
ぎっくり腰は腰周りの筋肉や関節に突然の負荷がかかることで発症します。特に、次のような要因が関係していることが多いです。
★ ぎっくり腰の主な原因
- 筋肉や関節への急激な負担: 重い物を持ち上げるときや急な体のひねり
- 筋力の低下や柔軟性の不足: 運動不足で腰の筋肉が衰えている
- 姿勢の悪さ: 猫背や反り腰など、日常の姿勢のクセが影響
- 冷えや血行不良: 筋肉が硬直しやすくなり、突然の負荷で損傷しやすくなる
- ストレスや疲労の蓄積: 精神的なストレスが筋肉の緊張を引き起こす
これらの要因が重なることで、腰に過剰な負担がかかり、ぎっくり腰を引き起こすのです。
原因について詳しく知りたい方はこちら→https://yokohamashonan-bs.com/blog/2167/
放置すると危険?ぎっくり腰の悪化リスク
ぎっくり腰は適切な対処をすれば改善しますが、放置すると慢性腰痛につながるリスクがあります。
★ 放置すると起こる可能性がある問題
- 腰の痛みが長引き、慢性化する: 1ヶ月以上痛みが続くことも
- 姿勢が崩れ、骨盤の歪みを引き起こす: 長期間放置すると骨格が歪む
- 他の部位(首・肩・膝など)にも負担がかかる: 腰をかばうことで他の関節に影響
- ぎっくり腰を繰り返しやすくなる: 筋肉の回復が不完全なまま再発しやすい
特に、1ヶ月以上痛みが続く場合や、足のしびれを伴う場合は、病院や整骨院での診察が必要です。
★ 早めの対処が重要!ぎっくり腰の基本対策
対策 | 効果 |
---|---|
痛みの強い時は安静にする | 腰への負担を軽減し、炎症を抑える |
アイシングで冷やす(発症直後) | 炎症を抑え、痛みを軽減 |
痛みが和らいできたら温める | 血行を促進し、回復を早める |
正しいストレッチを行う | 筋肉の柔軟性を高め、再発予防 |
整骨院で適切な施術を受ける | 歪みを整え、根本的な改善を目指す |
適切なケアを行うことで、ぎっくり腰の回復を早め、再発を防ぐことができます。
ぎっくり腰の症状を段階別に解説!
発症直後(急性期)の症状とは?
ぎっくり腰の発症直後(1〜3日目)は「急性期」と呼ばれ、腰に強い痛みが走る時期です。
★ 急性期の主な症状
- 突然の鋭い腰の痛み(ピリッとした痛みや強烈な違和感)
- 腰が動かせない・前かがみや反る動作が困難
- 筋肉の強い緊張(硬直)により、まっすぐ立つことができない
- 腰に力が入らず、立ち上がるのが困難
- くしゃみ・咳で痛みが悪化することがある
★ 急性期の適切な対処法
- 無理に動かさず、できるだけ安静にする(楽な姿勢を見つける)
- アイシングで冷やす(15〜20分)を1時間おきに行い、炎症を抑える
- 痛みが和らぐまでは湿布やコルセットを活用
- 横向きになり、膝を軽く曲げた姿勢を取ると楽になることが多い
- 痛みが悪化した場合は整骨院や病院で診察を受ける
急性期のぎっくり腰は無理に動かすと悪化する可能性があるため、正しいケアを行うことが重要です。
痛みが続く場合の症状と対処法
ぎっくり腰の痛みが和らぎ始める3日目以降(回復期)は、適度に動かすことが大切です。
★ 回復期の主な症状
- 痛みは残るが、ゆっくり動けば問題ない
- 筋肉の硬直が少しずつ和らぐ
- 立ったり歩いたりするのが可能になる
- 腰の可動域が少しずつ回復する
- 軽い動作ならできるようになるが、長時間の動作は負担がかかる
★ 回復期の適切な対処法
- 痛みが軽減したら、少しずつストレッチを始める(無理はしない)
- 温める(ホットパックや入浴)ことで血流を促進し、回復を早める
- 軽いウォーキングで腰の負担を軽減
- 整骨院で骨盤矯正や筋肉の調整を受ける
- デスクワークや立ち仕事では長時間同じ姿勢を避ける
この時期に正しいストレッチや施術を受けることで、ぎっくり腰の再発リスクを軽減できます。
慢性化したぎっくり腰の特徴とリスク
ぎっくり腰の痛みが1ヶ月以上続く場合(慢性期)は、他の要因が関係している可能性があります。
★ 慢性化したぎっくり腰の主な症状
- 動くたびに腰に違和感や痛みを感じる
- 長時間座っていると痛みが強くなる
- 朝起きたときに腰が固まっている感じがする
- 定期的にぎっくり腰を繰り返す
- 腰だけでなく、膝や背中にも痛みが広がる
★ 慢性化したぎっくり腰の対処法
- 整骨院で姿勢や骨盤のバランスをチェックし、必要な施術を受ける
- 日常生活での姿勢改善(デスクワークの見直し)を行う
- 腰周りの筋力トレーニングを習慣化する
- 毎日ストレッチを継続し、柔軟性を高める
- 定期的に整骨院でメンテナンスを受けることで再発防止
慢性化したぎっくり腰は根本的な改善が必要です。
特に、日常の姿勢・筋力バランス・体の使い方を見直すことが重要です。
対処法について詳しく知りたい方はこちら→https://yokohamashonan-bs.com/blog/2183/
ぎっくり腰と似た症状に注意!見分け方とは?
腰椎ヘルニアとの違いを解説
ぎっくり腰と腰椎ヘルニアは、どちらも腰の痛みを伴うため、混同されやすい疾患です。しかし、発症の仕方や痛みの広がり方に違いがあります。
★ 腰椎ヘルニアの主な症状
- 腰の痛みに加えて足のしびれや痛みがある
- 長時間座っていると痛みが悪化する
- 歩行時に片足がしびれる・力が入りにくい
- 前かがみになると痛みが強くなる
- 痛みが数週間から数ヶ月にわたって続く
★ ぎっくり腰との違い
項目 | ぎっくり腰 | 腰椎ヘルニア |
---|---|---|
発症の仕方 | 突然の強い痛み | 徐々に痛みが強くなる |
痛みの部位 | 腰周辺のみ | 腰から足にかけて広がる |
動作による影響 | 安静にすると楽になる | 座っていると痛みが悪化する |
しびれの有無 | なし | 足にしびれがある |
腰の痛みだけでなく足のしびれや筋力低下がある場合は、腰椎ヘルニアの可能性が高いため、早めに病院での診察を受けることが大切です。
坐骨神経痛とぎっくり腰の症状の違い
坐骨神経痛は、ぎっくり腰と同じく腰の痛みを伴う疾患ですが、神経の圧迫が原因で発症するため、症状の出方に違いがあります。
★ 坐骨神経痛の主な症状
- 腰の痛みだけでなく、太もも・ふくらはぎ・足先にかけて痛みが広がる
- 長時間立っていると痛みが強くなる
- お尻や足の裏にしびれを感じる
- 歩行時に足がもつれる・違和感を感じる
- 体を反らすと痛みが悪化する
★ ぎっくり腰との違い
項目 | ぎっくり腰 | 坐骨神経痛 |
---|---|---|
痛みの発生部位 | 腰のみ | 腰から足にかけて広がる |
しびれ | なし | 足やお尻にしびれがある |
動作による影響 | 安静にすると痛みが和らぐ | 長時間立つ・座ると痛みが悪化する |
ぎっくり腰のような腰の痛みがありつつ、足にしびれや違和感がある場合は、坐骨神経痛の可能性が高いため、整骨院や病院で診断を受けましょう。
内臓疾患が原因?ぎっくり腰に似た症状の注意点
ぎっくり腰と似たような痛みが現れるケースとして、内臓疾患が原因で腰の痛みを引き起こすことがあります。
★ 内臓疾患による腰痛の可能性がある症状
- 安静にしていても痛みが改善しない
- 腰の痛みだけでなく、腹痛や発熱を伴う
- 食欲不振や吐き気がある
- 排尿・排便の異常がある
- 夜間に痛みが強くなる
★ ぎっくり腰と内臓疾患の見分け方
内臓疾患による腰痛は姿勢を変えても痛みが軽減しないのが特徴です。特に以下のような症状がある場合は、すぐに病院を受診しましょう。
- 尿路結石: 腰の痛みとともに血尿が出ることがある
- 腎臓疾患: 発熱や倦怠感を伴うことが多い
- 婦人科系疾患: 下腹部の痛みが同時に起こる
ぎっくり腰の痛みとは異なる違和感がある場合は、内臓疾患が原因の可能性も考え、専門医の診断を受けることが重要です。
ぎっくり腰の症状がでたらどうする?正しい対処法
まずは安静!痛みが強いときのセルフケア
ぎっくり腰を発症した直後は、無理に動かさず適切な処置をすることが最も重要です。間違った対応をすると、痛みが長引いたり、再発のリスクが高まるため注意が必要です。
★ 痛みが強いときの正しいセルフケア
- 無理に動かず、痛みが少ない姿勢を探す(仰向けや横向きで膝を曲げる姿勢が楽なことが多い)
- アイシング(冷やす)を行う: 発症直後は炎症が起きているため、氷や冷却パックをタオルに包んで15〜20分冷やす
- 1時間ごとに冷却を繰り返す: 冷やしすぎないように注意
- コルセットや腰ベルトを使用する: 腰をサポートし、動作時の負担を減らす
- 痛みがひどい場合は鎮痛剤を活用する: 一時的に痛みを和らげるために市販の鎮痛薬を服用
この段階ではストレッチやマッサージはNGです。痛みが和らいでから徐々に体を動かすようにしましょう。
ぎっくり腰に効果的なストレッチと予防法
痛みが和らいできたら、適度なストレッチや予防策を取り入れることが重要です。無理なく行うことで、ぎっくり腰の再発を防ぐことができます。
★ 1. 仰向け膝抱えストレッチ(腰の緊張をほぐす)
- 仰向けになり、両膝を軽く立てる
- ゆっくりと片膝を胸に引き寄せ、10秒キープ
- 左右交互に3回ずつ行う
★ 2. キャット&カウストレッチ(背骨の柔軟性を高める)
- 四つん這いになり、手は肩の下、膝は腰の下に置く
- 息を吸いながら背中を反らせ、顔を上げる(カウポーズ)
- 息を吐きながら背中を丸め、おへそを見る(キャットポーズ)
- 10回繰り返す
★ 3. ブリッジ運動(腰回りの筋力強化)
- 仰向けで膝を立て、足を肩幅に開く
- ゆっくりお尻を持ち上げ、腰を浮かせる
- 5秒キープし、ゆっくり戻す(10回繰り返す)
ストレッチを行うことで腰の柔軟性が向上し、再発防止につながります。ただし、痛みが強い場合は無理に行わず、様子を見ながら進めていきましょう。
ストレッチについて詳しく知りたい方はこちら→https://yokohamashonan-bs.com/blog/2171/
症状が長引く場合は整骨院での施術が必要!
ぎっくり腰の痛みが1週間以上続く場合や、繰り返し発症する場合は、整骨院での適切な施術を受けることが重要です。
★ 整骨院で受けられるぎっくり腰治療
- 骨盤矯正: 骨盤の歪みを整え、腰への負担を軽減
- 筋肉の調整(手技療法): 硬くなった筋肉をほぐし、血流を改善
- 電気治療(低周波・超音波): 筋肉の緊張を和らげ、炎症を抑える
- ハイボルテージ療法: 神経や筋肉の深部にアプローチし、痛みを軽減
- ストレッチ指導: 自宅でできるセルフケアを指導し、再発防止
★ ぎっくり腰で整骨院に行くメリット
- 早期回復を促し、日常生活への復帰を早める
- 根本的な原因(骨盤の歪みや筋力低下)を改善できる
- 再発防止のための正しい姿勢・ストレッチを学べる
ぎっくり腰を繰り返さないためには、整骨院での定期的なメンテナンスが効果的です。早めの施術で、腰の健康を維持しましょう。
ぎっくり腰の症状に関するよくある質問
Q1. ぎっくり腰はどれくらいで治るの?
ぎっくり腰の回復期間は個人差がありますが、一般的には1週間〜3週間程度で痛みが和らぎます。
★ 回復の目安
- 1〜3日目: 急性期。痛みが強く、動けないことが多い
- 4〜7日目: 痛みが少し落ち着き、歩行が可能になる
- 1〜2週間: 生活に支障がなくなり、ストレッチや軽い運動が可能に
- 3週間以降: 再発防止のための運動・姿勢改善を始める
ただし、痛みが1ヶ月以上続く場合は、他の疾患が隠れている可能性があるため、病院や整骨院で診察を受けましょう。
Q2. 湿布と温めるのはどっちが効果的?
ぎっくり腰のケアには冷やすタイミングと温めるタイミングがあります。間違えると痛みが悪化するため、適切な処置を行いましょう。
★ 冷やすべきタイミング(急性期)
- 発症直後〜48時間: 炎症が起こっているため冷やすのが正解
- 氷や冷却パックをタオルに包んで15〜20分冷やす
- 1時間おきに冷却し、痛みを和らげる
★ 温めるべきタイミング(回復期)
- 痛みが和らいできたら(3日目以降): 筋肉の血流を促すため温める
- お風呂やホットパックで血流を改善
- 温めた後に軽くストレッチを行うと効果的
冷やすのは急性期、温めるのは回復期と覚えておくとよいでしょう。
Q3. ぎっくり腰を改善するために整骨院に通うべき?
ぎっくり腰の痛みを早く改善し、再発を防ぐためには整骨院で適切な施術を受けることが有効です。
★ 整骨院で受けられる主な施術
- 骨盤矯正: 骨盤の歪みを整え、腰への負担を軽減
- 筋肉の調整: 硬くなった筋肉をほぐし、血流を改善
- 電気治療(低周波・超音波): 筋肉の緊張を和らげ、炎症を抑える
- ハイボルテージ療法: 深部の筋肉や神経にアプローチし、痛みを軽減
- ストレッチ指導: 自宅でできるストレッチを学び、実践
特に腰に違和感を感じた時点で施術を受けることで、大きな痛みを未然に防ぐことが可能です。
整骨院について詳しく知りたい方はこちら→https://yokohamashonan-bs.com/blog/2181/
Q4. ぎっくり腰を繰り返す原因は?
ぎっくり腰は適切なケアをしないと再発しやすい症状です。以下のような要因がある場合、注意が必要です。
★ ぎっくり腰を繰り返す主な原因
- 筋力の低下: 腰を支える体幹の筋肉が弱い
- 姿勢の悪さ: 猫背や反り腰が腰に負担をかける
- 仕事や生活習慣: 長時間のデスクワークや重い物を持つ作業が多い
- ストレスや疲労の蓄積: 筋肉が緊張しやすくなる
再発を防ぐためには、ストレッチ・筋力トレーニング・整骨院でのメンテナンスを継続することが大切です。