今回は『頭痛』についてお話したいと思います。
通院されている患者さんの中にも、つらい頭痛に悩まされている方がたくさんいらっしゃいます。

頭痛には、”緊張性頭痛”と”拍動性頭痛（片頭痛）”があります。
緊張性頭痛の多くは首や肩の凝りが原因で、血管が収縮（血流の低下）し、症状は締めつけられるような痛みが特徴です。
対処法として、温熱療法やマッサージで緊張した頚部の筋肉を緩めると血管が拡張し改善されます。
またストレッチも効果的です。

次に拍動性頭痛（片頭痛）は、頭の血管拡張（血流の増加）が原因で起こります。
症状は、脈打つ痛みが特徴で動脈の拍動に合わせてズキンズキンと痛みます。
音や光に敏感になり、少しの刺激でも吐き気を催すこともあります。
症状が現れた時は、暗くて静かな部屋で安静に過ごすことが大切です。
また、カフェインを含む飲み物を適量摂取することも効果的です。コーヒー・紅茶・日本茶などに含まれるカフェインは血管を収縮する作用があり、痛みの早期に飲むと脳動脈の拡張が抑えられ痛みが軽減する可能性があるといわれています。ただし、飲み過ぎには注意しましょう。
拍動性頭痛が週に２回以上起きてしまう方は早めに医療機関の受診をおすすめします。

緊張性頭痛でお悩みでしたら、筋肉をほぐすことが効果的です。

お悩み・ご不明点がございましたら当院までお気軽にご相談下さい。

頭痛・片頭痛

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