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ヘルニアを治したいなら病院に行くべき❔
ヘルニアかも?まずは知っておきたい基本知識と症状チェック
ヘルニアとはどんな状態?主な原因と仕組みを解説
「ヘルニア」とは、ラテン語で“飛び出す”という意味を持ち、医療の世界では体の中の一部が本来あるべき位置から外に出てしまう状態を指します。特に整形外科や整骨院で扱うことが多いのが、「椎間板ヘルニア」です。
椎間板ヘルニアとは、背骨の間にある椎間板が何らかの原因で飛び出し、近くにある神経を圧迫してしまう状態のことを言います。椎間板は、本来はクッションのような役割を果たしており、背骨への衝撃を和らげてくれていますが、この組織が劣化・損傷し飛び出すことで、神経を刺激して痛みやしびれを引き起こします。
✔ よく見られる椎間板ヘルニアの種類
- 腰椎椎間板ヘルニア:腰に発症。腰痛や足のしびれなどを引き起こす
- 頸椎椎間板ヘルニア:首に発症。肩こりや腕のしびれ、頭痛などが出る
✔ 主な原因
- 長時間のデスクワークやスマホ使用による悪姿勢
- 重たい荷物の持ち運びや急なひねり動作
- 加齢による椎間板の劣化や柔軟性の低下
- 運動不足や筋力の低下による背骨のサポート力不足
椎間板ヘルニアは特別な病気ではなく、日常生活の中で誰にでも起こりうる身近なトラブルです。早期に気づいて対処することで、症状を悪化させずに済むケースも多くあります。
原因について詳しく知りたい方はこちら→https://yokohamashonan-bs.com/blog/6142/
ヘルニアの代表的な症状|腰・首に出るサインとは?
ヘルニアの症状は、飛び出した椎間板がどの神経を圧迫するかによって大きく変わります。多くの場合、痛みやしびれ、動かしにくさ、筋力低下などが見られ、場所によって以下のような傾向があります。
✔ 腰椎椎間板ヘルニアの症状
- 腰の痛みや重だるさ
- お尻から太もも、ふくらはぎ、足先にかけてのしびれ
- 足の力が入りにくく、歩行に支障が出る
- 長時間の座位や前かがみで症状が悪化する
✔ 頸椎椎間板ヘルニアの症状
- 首の痛みや違和感
- 肩や腕、手にかけてのしびれや脱力感
- 手指の細かい動作がしづらくなる
- 頭痛やふらつきが起こることもある
これらの症状は初期段階では軽く、「ただの肩こりかな?」「腰が少し張ってるだけかも」と見逃されがちですが、進行すると日常生活に支障をきたす可能性があります。
自分はヘルニア?セルフチェックできるポイントまとめ
「病院に行くほどではないけど、もしかしてヘルニアかも…」 そんな方に向けて、簡単にできるセルフチェック項目をご紹介します。
✔ 腰椎ヘルニア セルフチェック
- 腰を曲げたり座ると足にしびれが出る
- 片足だけが重く感じたり、感覚が鈍い
- 歩いていると足の裏がピリピリする
- 長時間座っていられず、痛みが増す
✔ 頸椎ヘルニア セルフチェック
- 首を動かすと腕にしびれが走る
- 手先の感覚が鈍くなったり、物を落としやすい
- 肩こりと一緒に頭痛が頻繁に起こる
- 上を向く動作がつらくなった
1つでも当てはまった方は、ヘルニアの可能性があります。 ただし、自己判断は危険ですので、次のステップとして「病院に行くべきか?」「整体で対応できるか?」の判断が必要です。
どんな時に病院へ行くべき?ヘルニアの重要度を見極めよう
整形外科で対応するべき症状とは?
「ヘルニアかも…」と思ったとき、多くの方が「病院に行くべきか、それとも様子を見ていいのか」と悩まれます。 結論から言えば、次のような症状がある場合は整形外科などの病院を早めに受診することが推奨されます。
✔ こんなときは迷わず病院へ
- 足や手に強いしびれがあり、日常生活に支障が出ている
- 筋力低下があり、階段の上り下りや荷物を持つのが困難
- 歩行がぎこちない、または長く歩けないと感じる
- 排尿・排便に異常を感じる(尿が出づらい、便失禁など)
特に「排尿・排便障害」や「両足の感覚異常」などがある場合は、神経の深部まで影響している重度のヘルニアの可能性が高く、緊急での医療対応が必要になります。
このようなケースでは、画像診断(MRI・レントゲン)による評価や、手術の選択肢を含めた検討が必要になるため、まずは整形外科での診察を受けてください。
こんな症状は危険信号!早めに受診すべきケース
症状が軽いうちは「ちょっと痛いだけ」「そのうち良くなるかも」と思って放置しがちですが、下記のような症状は進行のサインです。
✔ 病院受診が推奨される症状
- 安静にしていても痛みが引かない
- 夜中に痛みやしびれで目が覚める
- 手や足の左右差が大きくなる(片方だけ感覚が鈍いなど)
- 力が入りづらくなり、持ち物をよく落とすようになった
- 痛みが1ヶ月以上続いていて改善が見られない
ヘルニアは時間とともに自然に改善するケースもありますが、長引く場合や悪化している場合には注意が必要です。 とくに40代以降の方は、加齢による椎間板の変性も進んでいるため、進行が早い傾向があります。
こうした状態を見極めるためにも、信頼できる整形外科で一度しっかりと検査を受けておくと安心です。
病院での主な治療内容とそのメリット・デメリット
病院(特に整形外科)では、主に以下のような治療法が提案されます。 それぞれの特徴を理解しておくことで、「自分にはどの選択肢が合っているのか」を見極めやすくなります。
✔ 病院での主な治療方法
- 薬物療法(消炎鎮痛剤・筋弛緩剤)
痛みを一時的に緩和する効果がある。
→ 【メリット】すぐに痛みを抑えられる
→ 【デメリット】根本改善にはならない - ブロック注射
神経周辺に麻酔薬を注射し、炎症を抑える
→ 【メリット】強い痛みに即効性がある
→ 【デメリット】効果が切れると再発しやすい - 理学療法(リハビリ)
専門の理学療法士による運動療法・電気治療など
→ 【メリット】筋力や姿勢改善ができる
→ 【デメリット】改善には時間がかかる - 手術療法
ヘルニアの摘出などを行う外科的治療
→ 【メリット】重度の神経障害に対しては効果的
→ 【デメリット】体への負担が大きく、再発の可能性もある
「すぐに手術しないといけないの?」と不安な方も多いですが、実際には手術を選択するのは全体の数%程度。 ほとんどの方は保存療法(薬やリハビリなど)で改善を図る方針になります。
このように、症状の程度によって治療法は大きく変わります。 自己判断せずに、専門の医師による診察とアドバイスを受けることが大切です。
平間でヘルニアに悩んでいる方へ!整体院と病院の上手な使い分け方
整体で対応できる症状とは?医療機関との違い
ヘルニアの症状が出たとき、まず「病院に行くべきか、それとも整体で様子を見るべきか」と迷う方が多いと思います。 実際には、症状の程度や原因によって、整体でも十分に対応できるケースは多くあります。
✔ 整体で対応しやすい症状
- 軽度〜中程度の腰痛・首のこり・肩のしびれ
- 姿勢の悪さからくる神経の圧迫
- ストレスや生活習慣が原因で筋肉が固くなっている
- レントゲンでは異常がないと言われたけど痛みが続いている
整体では、骨格や筋肉のバランスを整えることで、神経への圧迫を軽減し、ヘルニアに伴う痛みやしびれを改善するサポートが可能です。 また、生活習慣の見直しやセルフケアの指導を通じて、症状の再発予防にも効果があります。
一方で、神経症状が強く、明らかな機能障害がある場合は医療機関での対応が優先となりますので、必要に応じて病院との連携も重要です。
整体治療について詳しく知りたい方はこちら→https://yokohamashonan-bs.com/blog/6179/
当院の施術方針と、病院との連携体制について
当院では、ヘルニアの症状を抱える方に対し、単なる「その場しのぎ」ではない、根本的な改善を目的とした施術を行っています。 筋肉・関節・神経の働きを総合的に評価し、一人ひとりに合わせたアプローチを提供しています。
✔ 当院の主な対応内容
- 骨盤や背骨の歪みの矯正
- 筋膜や深層筋へのアプローチ
- 関節の可動域を広げるストレッチ指導
- 生活動作の改善アドバイス
また、医療機関との連携体制も整えており、必要に応じて整形外科への紹介も行っています。 画像診断が必要なケースや、投薬・ブロック注射が適していると判断された場合には、速やかに専門医をご案内いたします。
患者様が「今、何を選べば一番良いか?」を一緒に考えるパートナーとして寄り添うのが、当院の方針です。
どちらに行くか迷ったら?整体から始めるという選択肢
痛みや違和感があると、「いきなり病院に行くのは少しハードルが高い」「薬や手術には抵抗がある」という方も多くいらっしゃいます。 そのような方にとって、まず整体で身体のバランスを整えることは、有効な第一歩となります。
ヘルニアの原因の多くは、日常生活の姿勢や習慣にあります。 整体では、体の構造と動きに着目し、根本的な原因にアプローチすることで、再発しにくい身体づくりを目指します。
また、当院では症状の変化を見ながら必要に応じて医療機関との併用をご提案しますので、「整体だけで大丈夫かな?」と不安な方にも安心して通っていただけます。
平間エリアでヘルニアにお悩みの方は、まずは当院でお気軽にご相談ください。 一人で抱え込まず、あなたの症状に最適な方法を一緒に探していきましょう。
ヘルニアと病院に関するよくある質問【専門家が回答】
ヘルニアは放っておくとどうなる?
「少し痛いけど、放っておけばそのうち良くなるだろう」と考えてしまう方も多いですが、ヘルニアは自然に改善するケースもあれば、放置によって悪化するケースもあるという点を忘れてはいけません。
初期段階のヘルニアでは、ストレッチや生活習慣の見直しで症状が改善することもあります。 しかし、放置したまま負担をかけ続けると、神経の圧迫が進行し、しびれや筋力低下、さらには排尿障害などの重篤な症状に発展するリスクがあります。
「いつか治るだろう」と我慢せず、少しでも違和感が続く場合は早めの対処が大切です。
痛みがないときも病院に行くべき?
痛みがない、または軽度の場合でも、「病院に行った方が良いのかどうか」は悩ましい問題です。 実は、痛みが引いていても神経への圧迫が続いていることがあるため、しびれや違和感がある場合は一度専門医に相談することが望ましいです。
また、「痛みがない=治っている」とは限りません。 ヘルニアは再発しやすい疾患のため、再発予防のための体のケアや生活指導を受ける意味でも、早めの診断が重要です。
当院でも、痛みがない状態からの予防ケア・姿勢改善プログラムをご提供しています。
手術はどれくらい必要になるの?
「病院に行ったらすぐ手術になるのでは?」と不安に感じている方も少なくありません。 しかしご安心ください。実際にヘルニアで手術が必要になる方は、全体のわずか5〜10%程度といわれています。
多くの方は、保存療法(薬物治療・ストレッチ・リハビリ・整体)で症状が改善し、手術を回避できます。
✔ 手術が検討されるケース
- 排尿・排便障害が見られる
- 両足の麻痺や極端な筋力低下がある
- 半年以上の保存療法で改善が見られない
このような場合を除けば、まずは保存療法からスタートするのが基本です。 そのため、「すぐに手術されるのでは…」という不安から病院を避けるのではなく、状態を把握する意味でも一度受診することをおすすめします。
手術について詳しく知りたい方はこちら→https://yokohamashonan-bs.com/blog/6148/
整体と病院を同時に受けてもいい?
はい、整体と病院の併用は可能であり、むしろとても効果的な組み合わせです。
病院では診断・薬物療法・手術などの「医療的アプローチ」が中心ですが、 整体では、筋肉・骨格・姿勢など身体の機能面からのアプローチが可能です。
実際に当院でも、病院で検査を受けたうえで整体に通われている方が多くいらっしゃいます。
また、医師から「様子を見ましょう」と言われたけれど何も変わらない…と感じている方には、整体でのケアが非常に効果的な場合もあります。
当院では、患者様の主治医と連携しながら、安全で効果的な施術をご提供しています。
平間周辺で病院と連携している整体院はある?
はい、当院では平間エリアの整形外科・医療機関と連携しながら施術を行っています。 症状に応じて、必要な検査や診断が受けられるよう、スムーズな紹介体制を整えています。
また、患者様の不安をできる限り取り除けるよう、医療との架け橋となる施術を心がけています。
整体と病院、両方の良い部分をうまく活用することで、無理のない自然な形でのヘルニア改善を目指すことが可能です。
平間で「病院に行くべきか迷っている」「まずは誰かに相談したい」という方は、ぜひ当院にご相談ください。
【まとめ】ヘルニアに悩んだらまずは相談を!平間で整体と病院を上手に活用しよう
ヘルニアは、誰にでも起こりうる身近な症状でありながら、日常生活に大きな支障をきたす可能性がある重大な問題でもあります。 早期の適切な対応が、痛みやしびれの悪化を防ぎ、手術や長期療養といった事態を回避するカギとなります。
この記事では、「平間 ヘルニア 病院」というテーマのもと、症状の見極め方から、病院と整体の違い、そしてそれぞれをどう使い分けるべきかについて詳しく解説してきました。
病院での診断や治療はとても大切ですが、軽度〜中度の症状であれば整体でのケアや姿勢改善、筋肉バランスの調整によって大きく症状が軽減することも多々あります。
当院はこんな方におすすめです
- 病院で「異常はない」と言われたが症状が続いている
- 手術や薬に頼りたくない方
- 日常の動作や姿勢から根本改善をしたい方
- 症状が軽いうちに体を整えておきたい方
当院では、ヘルニアに対する豊富な知識と経験をもとに、一人ひとりに合わせた施術と生活アドバイスを行っています。
改善法について詳しく知りたい方はこちら→https://yokohamashonan-bs.com/blog/6171/
まずはお気軽にご相談ください
「病院に行くほどではないかも…」「整体に行っていいのかわからない…」そんな迷いがある方こそ、ぜひ一度ご相談ください。
当院では、初回のカウンセリングでしっかりと状態をお伺いし、病院受診が必要な場合は信頼できる整形外科をご紹介する体制も整えています。 もちろん、状態に応じて施術を進めながら経過を見ていく選択肢もあります。
「ひとまず話を聞いてみたい」「不安を少しでも軽くしたい」という気持ちでのご来院も大歓迎です。
ヘルニアと前向きに向き合う一歩を
ヘルニアは、正しい知識とケアをもって向き合えば、決して恐れるべきものではありません。 大切なのは、「何となく不調を抱えながら我慢する」のではなく、自分の体の声にしっかりと耳を傾け、適切な行動を取ることです。
私たちは、そんな皆様の健康を支えるパートナーとして、 身体のこと・症状のこと・治療のこと、なんでも気軽に相談できる場所でありたいと考えています。
平間でヘルニアにお悩みの方は、まずは当院へ一度ご相談ください。 一緒に、痛みのない明日を目指していきましょう。