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骨盤矯正+マッサージ💚
骨盤の左右差がつらいあなたへ。マッサージで整える第一歩!
骨盤の左右差って何?症状と原因を解説
「最近なんだか片方の腰だけが痛い」「靴の減り方が左右で違う」「脚の長さが違うように見える」……こうしたお悩みを抱えている方は、骨盤に左右差がある可能性が高いです。骨盤の左右差とは、骨盤の両側が均等ではなく、片側が上がっていたり、後ろに傾いていたりする状態を指します。
骨盤は体の中心であり、上半身と下半身をつなぐ“土台”です。ここにズレがあると、全身のバランスが崩れ、さまざまな不調の原因となります。原因としては、日常生活の姿勢の癖(足を組む、片足重心、鞄の持ち方)、運動不足、筋力のアンバランス、妊娠・出産などが挙げられます。
骨盤が傾くと、片側の筋肉や関節に余計な負荷がかかりやすくなり、筋肉のこり、腰痛、坐骨神経痛、膝の痛み、肩こり、姿勢の歪みといった症状が現れやすくなります。しかも、これらの症状はある日突然現れるのではなく、徐々に蓄積されていく慢性的なトラブルであることが多いため、自覚しづらいのも特徴です。
放置するとどうなる?痛みや不調の連鎖
骨盤の左右差を放っておくと、最初は軽い違和感だった痛みが慢性的な症状へと進行していく可能性があります。骨盤が傾いた状態では、腰椎(腰の骨)や股関節、背骨全体に無理な力がかかるため、腰痛・膝痛・肩こり・首の痛みといった、体の広い範囲に不調が現れやすくなります。
さらに、内臓の位置も骨盤の状態に影響を受けるため、消化不良や便秘、生理不順、冷えやむくみなど、自律神経や代謝機能に関わるトラブルに発展することも少なくありません。見た目の面でも、姿勢が悪くなることでスタイルの崩れや老け見えにつながることもあり、放置することのリスクは非常に大きいといえます。
このような連鎖を断ち切るためにも、骨盤のバランスを整える意識と行動が必要不可欠です。
痛みについて詳しく知りたい方はこちら→https://yokohamashonan-bs.com/blog/6870/
まず試したいのは“筋肉”へのアプローチ
「骨盤がズレているなら、骨そのものを動かすべき?」と思われるかもしれませんが、実際には骨を動かしているのは筋肉です。そのため、骨盤のバランスを整えるためには、まず骨盤周辺の筋肉の緊張をほぐすことが重要になります。
特に、中殿筋・梨状筋・腸腰筋・腰部筋群などの筋肉は、骨盤の位置に大きく関与しています。これらの筋肉が硬くなると、骨盤が引っ張られて傾きやすくなり、左右差が強調されてしまいます。逆に、筋肉が柔らかくなることで、骨盤は自然と整いやすくなるのです。
そのため、マッサージによる筋肉のほぐしは、骨盤矯正の第一歩として非常に有効です。痛みを感じる部位に直接アプローチするのではなく、周囲の筋肉に焦点を当てて、やさしく丁寧にケアすることで、症状を和らげる効果が期待できます。
整骨院での施術が難しい場合でも、自宅でできるマッサージやストレッチから始めることで、症状の悪化を防ぎ、快適な毎日を取り戻す第一歩となります。
自宅でできる骨盤まわりマッサージ法!
中殿筋・梨状筋をほぐすお尻マッサージ
骨盤の左右差があるとき、まず注目すべき筋肉が「中殿筋(ちゅうでんきん)」と「梨状筋(りじょうきん)」です。これらは骨盤を横から支える重要な筋肉であり、硬くなっていると骨盤が片側に引っ張られやすくなります。
マッサージ方法は以下の通りです:
- 仰向けになって両膝を立てるか、横向きで寝る姿勢をとります。
- テニスボールまたはマッサージボールをお尻の外側(骨盤の横あたり)に当て、体重をかけながらゆっくりとほぐします。
- 痛気持ちいい程度の刺激で、左右各1〜2分ほど。
このマッサージを行うことで、骨盤の片側に集中している筋緊張をゆるめ、左右差を軽減する土台が整います。反対側も必ず同様に行うことがポイントです。
骨盤を支える腸腰筋のケア法
腸腰筋(ちょうようきん)は、骨盤の前側から腰椎にかけて伸びるインナーマッスルで、骨盤の前傾や姿勢の維持に深く関わっています。長時間の座り仕事や運動不足によって縮んでいる人が多く、骨盤の傾きや腰痛の原因となります。
腸腰筋をほぐすには、ストレッチだけでなく、マッサージによる圧迫・リリースが効果的です。方法は次の通り:
- 仰向けに寝て、膝を立て、腰に手を入れる。
- おへその横、下腹部に近い部分に指を当て、ゆっくりと押し込む。
- 少しずつ深く押していくと、奥に「硬い筋肉(腸腰筋)」が触れる感触があります。
- 痛みがない範囲で、円を描くようにマッサージ。
無理に押すと内臓を圧迫する可能性があるため、軽く息を吐きながらリラックスして行うことが大切です。日常的にケアすることで、姿勢が整いやすくなり、骨盤の歪み改善につながります。
ふくらはぎや太ももも忘れずに!関連筋肉を緩めよう
骨盤の左右差を改善するためには、骨盤周囲だけでなく下肢全体の筋肉にも注目する必要があります。特に太もも(大腿四頭筋・ハムストリングス)やふくらはぎ(腓腹筋・ヒラメ筋)は、骨盤と足の動きをつなぐ重要な部位です。
これらの筋肉が硬いと、骨盤の動きも制限され、矯正やマッサージの効果が出にくくなります。以下は自宅でできる簡単なマッサージ方法です:
ふくらはぎマッサージ
1. 床に座り、片足をもう一方の太ももに乗せる。
2. 両手でふくらはぎを包み込み、下から上へ揉み上げるようにマッサージ。
3. 30秒〜1分を目安に、反対側も同様に。
太ももマッサージ
1. 太ももを両手で押さえ、円を描くように外側→内側へと揉み解す。
2. ストレッチポールやフォームローラーを使うのもおすすめ。
これらの部位も含めてトータルにアプローチすることで、骨盤の歪みの原因を多角的にケアできます。痛みや違和感のある方は無理をせず、気持ちよく続けられる範囲で日々の習慣に取り入れてみてください。
整骨院で受ける骨盤矯正×マッサージの効果とは?
施術前の筋肉調整で矯正がスムーズに
整骨院での骨盤矯正施術では、矯正そのものの前に筋肉の緊張を緩める準備がとても重要です。筋肉が固まっている状態では、骨盤や関節を動かす際に抵抗が大きく、無理な力がかかってしまいかえって負担になることも。
そのため、まずはマッサージによる筋肉のリラクゼーションを行い、筋膜の癒着や張りを解消してから矯正に入るのが整骨院でのスタンダードな流れです。とくに、中殿筋・腸腰筋・梨状筋など骨盤に影響する筋肉を中心に、血行を促進し、柔軟性を高めてから施術を行うことで、少ない力で効果的に骨盤を整えることが可能になります。
また、この段階で患者様の身体の状態や反応を確認できるため、施術の強さや方向を調整しながら、より安全で効果的な矯正が行えるのも整骨院ならではの利点です。
マッサージだけじゃない!骨格との連携アプローチ
市販のマッサージやリラクゼーションでは「筋肉をほぐす」ことがメインになりますが、整骨院では筋肉+骨格の連携を意識したアプローチが行われます。
例えば、骨盤の左右差を改善するには筋肉のバランスを整えるだけでなく、関節の動き、足の着き方、背骨や肩甲骨の位置といった体全体のバランスも整える必要があります。これは部分的なマッサージだけでは実現が難しい領域です。
整骨院では、姿勢分析や歩行のチェック、関節可動域テストなどを通して、全身の状態を把握しながら、必要な箇所に的確にアプローチしていきます。結果として、根本から身体の歪みを正し、再発しにくい身体作りにつながるのです。
左右差を根本から改善する施術プラン
骨盤の左右差は、表面的な症状だけを取り除いてもすぐに元に戻ってしまうことが多いため、整骨院では段階的かつ計画的な施術プランを提案します。
当院では、以下のような流れで施術を行います:
- 初回カウンセリング:生活習慣・姿勢・体のクセを詳しくヒアリング。
- 姿勢・動作チェック:骨盤の傾きやズレ、筋肉の左右差を評価。
- 筋肉のマッサージ:緊張をほぐして可動域を広げ、矯正しやすい状態に。
- 骨盤矯正:手技で骨盤の位置を整え、左右差を解消。
- セルフケア指導:日常生活の姿勢やストレッチ方法をアドバイス。
これを週1〜2回のペースで継続し、症状の軽減とともに通院間隔を空けていきながら根本改善を目指します。
「何をしても改善しなかった」「他のマッサージではすぐ戻ってしまった」という方こそ、整骨院での包括的なアプローチをぜひ体感してみてください。
「骨盤矯正マッサージ」で得られる症状別の変化
腰痛・坐骨神経痛がラクになる理由
骨盤の左右差があると、腰の片側に負担が集中し、腰痛や坐骨神経痛の原因になることがあります。特に、骨盤が傾いたり、ねじれたりしていると、腰椎や仙腸関節にストレスがかかり、痛みが慢性化してしまうことも。
このような痛みに対して「骨盤矯正マッサージ」は非常に有効です。施術では、まず中殿筋・梨状筋・腸腰筋などの緊張をマッサージで和らげた上で、骨盤の位置を調整していきます。これにより、関節の可動域が広がり、筋肉や神経への圧迫が解消されるため、痛みが軽減します。
実際に、慢性的な腰痛で悩んでいた方が「朝起きるときの腰の痛みがなくなった」「長時間座っていても疲れにくくなった」といった変化を実感されています。
脚のむくみや冷えにも効果的
骨盤の歪みによって血流やリンパの流れが滞ると、脚のむくみや冷えが発生しやすくなります。特に、座りっぱなしの生活や姿勢不良が続いている方は、下半身への血流が妨げられ、代謝が低下している状態に。
骨盤矯正マッサージでは、骨盤を整えるだけでなく、太もも・ふくらはぎ・足首といった部位へのマッサージも行うことで、下肢全体の血流を促進します。リンパの流れが改善されることで、老廃物の排出がスムーズになり、むくみが軽減され、足先の冷えも緩和されやすくなります。
むくみが取れると脚がスッキリと見え、スタイルアップの効果も期待できます。美脚ケアの一環としても、骨盤周囲のマッサージは非常におすすめです。
体のバランスが整い、姿勢改善へ
骨盤が正しい位置に整うことで、全身の姿勢バランスが劇的に変化します。猫背や反り腰、肩の左右差など、普段は意識していない姿勢の崩れが、骨盤の歪みによって引き起こされているケースは少なくありません。
骨盤矯正マッサージによって、骨盤周囲の筋肉がゆるみ、可動性が高まると、背骨や肩甲骨も正しい位置に戻りやすくなります。その結果、自然と胸が開き、背筋が伸びるような感覚が得られ、「立ち姿がきれいになった」「座るときの姿勢が楽になった」といった変化を感じる方が多くいます。
姿勢が整うと呼吸も深くなり、集中力アップやストレス軽減といったメンタル面にもプラスの影響が期待できます。見た目にも自信が持てるようになるため、仕事・プライベートどちらにも好影響をもたらすのが骨盤矯正マッサージの魅力です。
姿勢改善について詳しく知りたい方はこちら→https://yokohamashonan-bs.com/blog/6905/
骨盤マッサージに関するよくある質問
マッサージと矯正、どっちを先に受けるべき?
骨盤のケアにおいては、まずマッサージで筋肉の緊張をゆるめ、その後に矯正を行うのが理想的です。筋肉が硬くなっている状態では、骨盤を動かす際に抵抗が大きく、痛みが出ることもあります。マッサージによって筋肉が柔らかくなると、矯正時の可動性が増し、少ない力でもしっかりと骨盤の位置を整えることができます。
当院でも、施術前には必ずマッサージやストレッチで筋肉の緩和を図り、その後の骨盤矯正がより安全かつ効果的になるよう施術の順序を工夫しています。
痛みがあるときでも施術できる?
はい、痛みがある状態でも施術は可能です。ただし、痛みの原因や炎症の有無によっては、施術内容を調整する必要があります。急性の強い炎症がある場合は、無理な刺激を避けてアイシングや安静を優先するケースもあります。
慢性的な腰痛や違和感程度であれば、痛みの出ない範囲で筋肉をほぐし、周辺からアプローチすることで、徐々に痛みを和らげることができます。状態に合わせて柔軟に対応しますので、不安な点は施術前にお気軽にご相談ください。
市販のグッズやセルフケアで効果はある?
市販のマッサージグッズやストレッチグッズ(フォームローラー・マッサージガン・骨盤ベルトなど)は、正しく使えばサポートとして効果があります。ただし、骨盤の歪みは個人差が大きいため、自分の状態に合っていない道具の使用は逆効果になる可能性も。
当院では、施術を受けた方に対して状態に合わせたセルフケア方法やグッズの使い方を丁寧にアドバイスしています。「どれが合っているかわからない」「続けても効果を感じない」という方は、ぜひ一度ご相談ください。
妊娠中でも受けられる?
妊娠中の方も、安定期以降(16週以降)で体調が安定していれば施術可能です。ただし、施術はお腹への刺激を避けた優しいマッサージや、骨盤周囲の筋肉をゆるめるソフトな手技が中心になります。
産前は腰痛や股関節の痛み、骨盤の不安定感に悩まされることが多く、適切なマッサージによって身体への負担を軽減することができます。また、産後の骨盤ケアとしても非常に効果的で、出産による骨盤の広がりや筋力の低下を改善する目的で多くの方が来院されています。
産後の骨盤矯正について詳しく知りたい方はこちら→https://yokohamashonan-bs.com/blog/6884/
どのくらい通えば変化を感じる?
個人差はありますが、1回目の施術から「体が軽くなった」「立ったときのバランスが違う」といった変化を感じる方も少なくありません。ただし、長年の歪みやクセを整えるには、継続的な施術が必要です。
当院では、週1回の施術を3ヶ月ほど続けていただくことで、骨盤の安定と姿勢改善がしっかりと実感できるようになるプランを提案しています。その後は症状や生活習慣に応じて、月1回のメンテナンス施術に切り替えることで、再発予防と健康維持が期待できます。
目安としては「痛みを改善したい」方は短期集中、「体のクセを根本から整えたい」方は中長期的な通院がおすすめです。