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骨盤の歪みをとるためのベルトは効果があるのか。横浜市南区の整骨院
こんにちは 横浜市南区 川崎市中原区のリーフ整骨院です!
皆さん骨盤ベルトはご存知ですか?
骨盤ベルトとは、骨盤の緩みや歪み・ズレ・開きを矯正する器具です。
本日は骨盤ベルトについて詳しく説明していきたいと思います。
1、腰痛ベルトと骨盤ベルトの違いは?
腰痛ベルトと骨盤ベルトの違いは大きく分けて2つあります。
一つ目は、巻く場所です。腰痛ベルトはウエストに巻くのに対して、骨盤ベルトは腰やお尻に巻いて使います。
二つ目は、巻く際の用途です。腰痛ベルトはギックリ腰や慢性的な腰痛の治療の時に使用し、骨盤ベルトは腰がだるい時、違和感がある時、少し痛みがある時に使用します。
2、骨盤ベルトの使い方は?
骨盤ベルトは主に産前、産後のママさんのためのベルトです。
妊娠中に姿勢が変化することによって、妊婦さんの腰には負担が増えます。 この原因として考えられるのが、出産が近づくにつれ、妊娠に伴う体重増加や胎盤からのホルモンの働きによって、背骨や骨盤周辺の靭帯や筋肉が徐々に緩んでくること。加えて、妊娠中期以降、前へと大きくなるおなかをささえるために上半身を後ろに反らしてバランスをとるようになってきていることです。
妊娠中の腰痛は、出産に備えて緩んだ骨盤を腰まわりの筋肉が支えようとすることによって起こります。出産後、骨盤周辺の靭帯や筋肉などは自然に元に戻り始めますが、すぐに戻るわけではありません。骨盤まわりを環状にしっかりささえて締めることで、産前や産後の骨盤の緩みをサポートし腰への負担もやわらぐため、妊娠中から出産後まで、より快適に過ごせるように骨盤ベルトをつけます。
つける時のポイントは、「仙腸関節、大転子、恥骨結合」を意識して巻くことです。
仙腸関節とは骨盤の骨である仙骨と腸骨の間にある関節。
大転子とは大腿骨の一番外側に出張った部分。脚を上げ下げすると動く部分。
恥骨結合とは左右の恥骨が軟骨によって結合している部分。
この3点を結ぶラインをベルトで巻いて骨盤を支えます。
3、骨盤ベルトの役割
①腰痛の予防・改善
骨盤ベルトで骨盤を支えると、腰まわりの筋肉への負荷が軽くなります。
その結果、腰痛の予防改善効果が期待できます。
②恥骨痛の予防・改善
妊娠中に足の付け根に違和感や痛みを覚えるママさんは多いのではないでしょうか。
この原因も、骨盤の緩みにあります。骨盤ベルトは、こういった「恥骨痛」の予防改善にも役立ちます。
③産後太りの予防
骨盤ベルトは、産後の体型崩れの防止にも効果を発揮します。
出産後、緩んだ骨盤は半年程度かけて徐々に閉じていきます。
しかし、一度大きく開いた骨盤が自然に元の位置に戻るのは難しく、放っておくと歪みやズレが生じたままの状態になってしまいます。
出産後も骨盤ベルトをつけて矯正サポートをすることで、骨盤が元の位置にスムーズに戻りやすくなります。
出産後、痛み・体型の悩み・体調の悩みで困っている方は多いと思います。このような症状を治していくためには、まずは産後の骨盤矯正で骨盤のズレ・歪み・拡がりをとり、骨盤ベルトでしめてあげる必要があります。
産前産後でわからないことがありましたらお気軽にご相談ください!