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筋トレをして、膝の痛みを取る方法とは。中原区
膝の痛みは多くの方が一度は経験するであろう悩みの一つです。しかし、その原因は何なのか、また痛みを改善させるためのトレーニング方法はあまり知られていません。
ここでは痛みの原因を解説したうえで、自宅で行える簡単なトレーニングをご紹介します。これを継続することで痛み改善にも効果的です。
内側の膝の痛みの原因は?
膝の痛みの多くは膝の内側に出ます。
痛みの原因として最も主要なものは変形性膝関節症です。
これは膝関節に発症する慢性の関節炎で、多くの場合が外傷などの明確な原因がなく、自然に発症してくるものです。レントゲンを撮ってみると、関節のすき間(関節裂隙)が狭くなったりして痛みを生みだしていたりします。
そのほかにも・内側半月板(ないそくはんげつばん)
・前十字靭帯(ぜんじゅうじじんたい)
・内側側副靱帯(ないそくそくふくじんたい)
といった靭帯の損傷が多く考えられます。
どんなトレーニングが必要?
痛みを緩和するためには、筋肉をつけることが重要です。
膝のまわりの筋肉が強くなることにより、膝の動きが安定し、関節や骨、靭帯、腱などにかかる負担が減るため痛みを和らげることが期待できます。
本日は膝を構成する大きな筋肉 大腿四頭筋のトレーニングについてお知らせします。
1.両足を伸ばした状態で座ります
2.鍛えたい方の足の膝の下にタオルを丸めて入れます
3.つま先を上に向けながら膝の裏でタオルを下に押し付けます
4.タオルを下に押し付けた状態で数秒間姿勢を維持します
5.これらを1回として、15~20回程度の回数で2~3セット程度行います
膝の痛みを根本から治すのに一番重要なことは・・・
膝の痛みを取るには膝に負担のかからないようにしなければなりません。
膝の負担のかかる要因として2つ考えられます。
一つ目は骨盤の傾きです。
骨盤が傾くと膝には多大な負担がかかってきます。
骨盤が前傾すると・・・内股(X脚)になってしまう。
そうなることで膝の外側が圧迫され、内側の靱帯、筋肉が伸ばされて
膝の痛みが起きてきます。
骨盤が後傾すると・・・ガニ股(O脚)になってしまう。
そうなることで膝の内側が圧迫され、外側の靱帯、筋肉が伸ばされて
膝の痛みが起きてきます。
膝の痛みの原因は骨盤であることが多いです。
まずは自分の骨盤がどのような感じなのか見てみましょう。
二つ目はインナーマッスルの低下です。
いま現在テレビなどで一度はきいたことのあるインナーマッスルですが、この筋肉も膝の痛み
に関係してきます。
インナーマッスルとは背骨からついて骨盤ついて足の骨におわる筋肉で、唯一上半身と下半身
を繋いでいる筋肉です。
この筋肉が弱くなってくると、背骨が曲がってきたり、足が上げにくくなってきます。いわば
姿勢を支える筋肉と言われています。
では、なぜここが弱くなってくると膝に痛みが出てしまうのか。
それは、体重の負担が足にたくさんかかっているからなんです。
本来体重はインナーマッスルで支えなければなりません。そのインナーマッスルが使えていな
い・量が少ないと、体重を他の場所で支えなければならないため、膝が痛くなります。
インナーマッスルを鍛えて膝への負担を軽減していきましょう。
このように膝の痛みに対する原因はたくさんあります。まずは自分の痛みがどこからきているのか調べてみましょう。