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生理痛は姿勢関係している!
多くの女性が悩みを持つ、生理時の症状。 人によって、頭痛 腹痛 吐き気 胸の張り ニキビ イライラ 憂鬱感など様々な症状が出ますよね? 今回はその中でも『生理痛』の原因と対処法についてお話しします。 ☑そもそも『生理痛』はなぜ起こる? 『生理痛』には様々な理由が考えられますが、多くは発痛増強物質でもあるプロスタグランジンが過剰分泌されることによって起きます。 プロスタグランジンは子宮の収縮をして経血の排出を助ける働きを持つのですが、分泌量が多いと痛みにつながってしまいます。 ☑姿勢と生理痛? 姿勢の悪さが『生理痛』の原因になり得ることをご存知ですか? 骨盤の歪みや猫背は、見た目の悪さや肩こり・腰痛だけではなく、もちろん内臓器への大きな負担につながります。 中でも子宮は、内蔵器中でも下部にあり、負担がかかりやすい場所にあります。 姿勢の悪さから圧迫を受けることによって、血行や働きが悪くなってしまうのです。 そうなると、働きを助けようと沢山のプロスタグランジンが分泌され痛みが発生する原因となってしまいます。 ☑生理痛が出た時は? 痛みが出ると体に力が入ってしまいがちですが、それでは悪循環です。 特に腹痛が出た時は体を起こした状態でも背中を丸めて耐えようとしてしまいますが、それではどうしてもお腹に力が入ってしまいます。 できるだけ姿勢を良くして、足を少し開き腹部の力を抜くことを心がけましょう。 寝る時にどうしても辛い場合は、横向きで軽く体を丸めて腹部の緊張を緩めてあげましょう。 また、体が冷えて血液循環が悪くなってもいけません。 生理中はホルモンの働きで、普段より体温が低くなりやすいです。 この時期は特に、クーラーや冷たい飲み物に用心して、温かい飲み物を飲んで内側から温めるようにしましょう。 ☑『生理痛』の予防には? 重要なのは食事!睡眠!運動! やはり普段の生活は、体に大きく影響します。 生理中の症状ももちろん日常生活が影響が出ます。 ホルモンの働きを助けてくれる "大豆製品" や血行をよくしてくれる "生姜" がおすすめです。 また、身体を冷やしてしまう "カフェイン" は取りすぎ注意です。 睡眠ですが、たくさん寝ればいい!というわけではありません。 沢山寝たい時は早く寝ることを意識して、朝はいつも通りしっかり起き、生活のリズムは崩さないようにしましょう。 血行が悪くなることで起こりやすくなる『生理痛』。 普段から血行をよくしておくために、適度な運動を心がけましょう。 ☑最後に 生理時の症状はそれぞれであり、感じ方もそれぞれでなかなか他人と共有するのは難しいものでもあります。 しかし、姿勢や食生活など普段の生活を変えることで改善できる部分もあります。 女性特有の月に一度の憂鬱な期間ですが、上手く付き合っていくためにも、自分の『生理痛』と一度向き合ってみてはいかがでしょうか?